第3章、相手の頭に映像を流す秘訣〜感情ライティング

感情を動かす3つの心理トリガーとは? 3-5

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トリガーとは

引き金のこと

フックとも言います。

脳科学にも関わる高度な内容ですが

これを意図的に使うことで

自由自在に言葉を紡ぐことができます。

感情を動かす3つの心理トリガーとは

1.共感

2.再定義

3.抵抗

を指します。

1の共感は信頼にもつながって

自分をよくわかっている人と受け入れられます。

お客さんは自分が探し求めていたものを

見つけた喜びでいっぱいになり、

あなたのファンになるでしょう。

深い痛みを分かってあげるのです。

もう一つ、共感とよく似たものに

“同一視”というものがあります。

これは営業マンが

面談するお客さんの

口癖を真似たり、お茶を飲むタイミングを合わせたり

共通の趣味や話題を見つけたりするのと同じです。

共通点があると仲間意識が生まれ

より共感したり、あなたの思考に同意しようとします。

2の再定義というのは

お客さんの視点を変えてやるということ。

現状の信念を説得力のある証拠(数値、理論)で

「買いたい」という信念に導いていきましょう。

今持っている常識を覆すような切り口(ネタ)を

トリガーに使うことで、

意外性も伴って、相手の思考回路は揺らいでしまいます。

例えば、ランディングページ(LP)の冒頭で

“セールスライティングは勉強してはいけません”

と書くと、一生懸命勉強している人は

「ちょっと待って、それどういうこと?」

と興味を持ち、読まずにはいられない心理状態になります。

3の抵抗とは、お客さんの持っている

思い込みや、考え方が購入を

思いとどまらせようとする感情のこと。

この心理を打ち破る方法が

“ハード・トゥ・ゲット・テクニック”です。

押しては引くの“”引く“のやり方

入手困難であったり、期間限定

先着順、早い者勝ち

または、

「この商品は、すべての人が使いこなせるものではありません」

というように、

引かれると追いかけたくなるという人間心理をうまく利用した手法です。

これらのテーマは深堀りするとキリがないので

今日はこの辺で。

それでは次回は、

「心理戦略を使いこなす!」

についてお話しますので、お楽しみに♪