知の呪縛から解放されるべし! 11-10

“知の呪縛”という言葉

聞いたことありますか?

 

つい先日のことですが

クライアントさんに仕事の用事で

メールを送りました。

その後から、

「何回読んでもよく理解できません。」

と指摘されハッと気付いたのですが

 

よくよく考えると

私が書いたその説明文章には

“伝わりにくそうなニュアンス”

が含まれていました。

 

改めて相手目線で

書いてみると、やっぱり違うんです。

格段と“判りやすく”

相手に寄り添うようになりました。

 

これが“知の呪縛”

 

相手も自分の「頭の中にある知識」を

共有していると思い込んで、

身勝手なメッセージを送ったものの

相手には伝わらない。

ライティングやトーク術の一つとして

よく紹介されることがある心理現象です。

 

もう一つ別な例を話しましょう。

 

これは二人組になってやってもらいます。

「ある曲を歌詞なしのメロディだけで伝えてください」

そうすると

伝える側の半分以上は

「曲名を正解してもらえる」と自信満々ですが

実際はほとんど、

聞き手には何の曲か理解できません。

『自分の頭に流れている音楽は

 相手には聴こえていない』

 

これセールスライティングなど

あらゆる文章作成でありがちな事なんです。 

 

 

意識して相手に説明することで

相手の身になったメッセージを

届けることが出来るのかもしれませんね。

「人に優しく」

「寄り添って」

 

伝えましょう!

それでは今回もこの辺で

次回のテーマは

「あらゆる広告で使われる希少性とは?」です。

お楽しみに♪