脳と購買心理の関係〜3つの脳とは? 2-7

損したくな〜い!

恥をかきたくな〜い!

このような人間の欲求に訴えかけるものが

一番行動に結びつきやすいと言われています。

マズローの5大欲求って聞いたことありますか?

5自己実現欲求:自己の持つ可能性を追求し、理想状態を目指す欲求

4尊厳欲求:他人から承認されたい欲求

3社会的欲求:集団に所属して良好な人間関係を得ようとする欲求

2安全欲求:危険から身を守り安全を得ようとする欲求

1生理的欲求:食欲、性欲、睡眠欲

このうち1と2は人間の生死に関わりますので

情報として受け入れる優先度が最も高く

脳は無意識のうちに

あふれるほどの情報の中から

自分に必要なものかどうかを判断してから

意識的に伝達されます。

そりゃあ、見聞きした情報をすべて

意識していたら脳はパンクしちゃいますよね。

人間の脳というのは3つに分けられると言われます。

1.爬虫類脳:本能をつかさどる

2.哺乳類脳:感情をつかさどる

3.人間脳:思考をつかさどる

マズローの5大欲求の中の

生理的欲求と安全欲求が“爬虫類脳”にあたり、

ここで情報を取り込むかどうかの番人役をしているのです。

セールスライティングするときにも

ここを理解しているかどうかで

「読みたくなる」

「引き込まれる」

そんな文章が書けるようになります。

少しわかりにくいと思いますが、

例えば

「この商品を使うとこんなに素敵な生活が始まります」

と言うよりは

「この商品を使わないと不健康になりますよ」

とか

「損することになりますよ」

のような…

メリットよりデメリットを強調する方が

行動に促しやすいと言われています。

特に予防商品

保険や予防検査のようなジャンルのものは

そういう文章になっているはずです。

こんな心理的なことも

少しずつ勉強していきましょう。

それでは次回は第3章に入っていきます。

「感情を知る〜『買いたい』と『やめとこう』の決断」

についてお話しますのでお楽しみに♪