戦国時代?
なんてイメージがあるかもしれませんが
まさに戦略と戦術は
“ランチェスター戦略”という
マーケティングメソッドがあるように
軍事用語として使われていました。
ここでは戦略と戦術を
マーケティングでどう考るのかを説明します。
かの世界的マーケッターのジェイ・エイブラハムの
有名な言葉に
「戦術の間違いは、戦略でカバーできるが、
戦略の間違いは、戦術ではカバーできない」
というものがあります。
絶対的に重要なのが「戦略」です。
セールスライティングでいう
「何を?どの順番で言うのか?」
であり、
お客さんとコンセプトの切り口を絞り込んで
商品の独自のウリ(USP)をメッセージとして
伝える。
これに対して、戦術は「どう言うか?」であり
広告ツールやノウハウ的な部分なので
二の次なのです。
でも世の中の広告文章を見渡す限り
「戦略」を持たないプロモーションが多すぎる。
表現方法ばっかりに捉われてしまうから
結果的にライバルと似たような言い方になってしまう。
“戦略”を持たない経営者が多いとも言われています。
マーケティングとセールスの配分が
逆転しているような感じですね。
商品名と価格と特徴に終始しているので
一方的なメッセージとなっていて
「伝わっているのでなく」
「伝えているだけ」の状態です。
戦略を持たないクライアント(依頼者)からの
案件では、根拠のある戦略の提案をしましょう。
そこが我々セールスライターの強みでありウリなのですから。
戦術だけに頼る人は
流行りの広告ツールにすぐに飛びついてしまいます。
肝心な「何を言うか?」から
一番最適な広告手法を選ばなくてはならないのに
「〇〇を使って広告したい。書いて欲しい内容はこれ」
と請けるだけでは、ただの外注業者です。
我々の最大の目的は
売れるLPを書くこと!
だから反応の取れない要求が来たら
断固拒否してください。
こちらの姿勢に反対するクライアントと
仕事をするのは難しく、時間ばかり取られてしまいます。
こちらが先導的なポジションを築くことが大切です。
さて今日はこの辺で終わりますね。
次回は、
「マーケティングのコンセプトとは?」
についてお話しますので、お楽しみに♪