久しぶりのブログです。
あなたは語りかけるように相手に伝えたい大事な話がある時…。
それを文章でどうしたら、うまく伝わるのか?
文章のニュアンスをどう表現すべきなのか?
そんな悩みを持ったことはありませんか?
今回、お伝えしたいのは
『行間で語る』というテーマです。
「間」を作ることによって
文章の流れに緊張感や抑揚、強調、話の展開などを表現することができるのです。
なお、この記事でお伝えする内容は
正しい日本語の文法などとは異なる点があります。
ブログやSNS、メルマガ、ホームページや広告関連で使えるテクニックとご理解ください。
1、改行の位置によって、ニュアンスが変わる
改行の大きな目的の一つに「読みやすくなる」ということが挙げられます。
文章が2、3行続けば読み手にとって、圧迫感が出るため
基本、句点「。」がきたら改行した方が読みやすいです。
極点にいうと、論文や新聞や雑誌の記事のように
改行が全くない文章を、ブログでたまに見かけますが
私はとても読みづらいです。
あなたも読む気が失せるようなことはありませんか?
ですので、一文が終われば基本改行してあげるのが
読み手にとっても優しい文章なのです。
また、もう一つの目的として、
改行には文調やニュアンスを変える効果もあります。
例えば、
①今日、1日はかなり忙しかったけれど、大変充実した1日でもあった。
これに対して、
②今日、1日は
かなり忙しかったけれど、
大変充実した
1日でもあった。
と書くと、②の方が、
感情を込めながら語りかけているような雰囲気が出ませんか?
ちなみに、メルマガなどで上の例のような
改行の多すぎる文章を読んだことがないでしょうか?
これも読みやすさ以外に、
「感情を込めながら、あなた一人に語りかけている」という効果があるのです。
2、行間で想いを込める
あなたが行間をとる時って、どんな時ですか?
もしかしたら、記事の章が変わる時、見出しが変わる時…。
のような時にしか、
行間をとらないかもしれませんね。
行のスペース部分=空間には意味があります。
意味を込めることができます。
通常の使い方は、
文章の流れがどの程度、変わるのか?を意味します。
上記のように
話の流れが変わる時ですね。
でも、行間をとるもう一つの意味を少し深掘りしていきましょう。
1行空けと2行空けの違い…。
1呼吸おくか、2呼吸おくか…。
重要な言葉、しっかり腑に落としたいような文章は
わざと上下の行を多めに空けたりして強調します。
問いかける時とかにも効果的ですね。
例えば、
①このように彼は考えていました。
でもあなたは、どう思いますか?
1週間程度の考える時間をとりましょう。
と、
②このように彼は考えていました。
でもあなたは、
どう思いますか?
1週間程度の考える時間をとりましょう。
いかがでしょうか?
②のように改行をとって『間』を作ることで
本当に対面で、問いかけているような感じがしませんか?
「緊張感や抑揚」などを行間でコントロールすることで
あなたの思いや、
相手のことを考えている『感情』を文章に乗せることができるわけです。
「行間で語る」というイメージでしょうか。
3、まとめ
改行と行間について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
読み手の呼吸や読むリズムは、
すなわち、伝えるリズムです。
メールやインターネット上の活字だけの文章で
いかに思いを伝えるのか?
とても難しいと思いますが…。
このように『改行と行間の法則』を使うことによって
あなたの想いが伝わりやすくなります。
メルマガやプロフィール文章で共感を得たい時などに
語りかける文章で伝えましょう。
つまり隣にいる人に熱を込めて、
ささやきかけているイメージで…。
「え〜、なかなか上手く書けない」
と悩んでしまう場合は、
自分で書いた文章を声に出して読み上げてみてください。
すると文章のニュアンスがよく分かると思います。
間の取り方も、あなたが親しい人に
話しかけている風景を想像してみてください。
親しみやすい文章は
相手の立場で考えられた文章。
読みやすく。
間をとらせてくれると…心に訴えかけてきます。