『言の葉ブランディング』メソッドの考え方編の第1章は
『経験と勘に頼らないブランディング』ということで
今回はわかりやすく実践的なブランディングの解説を中心にお伝えしていきます。
ブランディングの定義
「ブランド」という言葉を検索してみると、
「他社と自社との商品あるいはサービスを識別させるもの」と説明されていて
一見、コーポレートカラーや会社ロゴのようなものをイメージすると思いますが
ブランドはロゴマークなどの形あるものだけではなく、
「お客さんの頭の中」にある「ファンになりたい!」という衝動を起こさせるための手段のこと。
ブランドのロゴはその一部であることがわかりますよね?
ブランディングはその取り組みの全てのことを指します。
ですので、会社だけではなく
個人でビジネスをしている方はもちろん、
学校の自己紹介から、就職面接や履歴書、恋愛の告白や地域や趣味のサークルなどの
ありとあらゆる「自分アピール」に使えるのがブランディングです。
自分の魅力をアピールするための
自己啓発やコミュニケーション、交渉、励まし方、褒め方、生き方にも応用がきく考え方です。
ですので、学んで置いて決して損はない「一生使い続けられるスキル」になることでしょう。
自分ブランディングはプロポーズ?
自分ブランドといえば、大げさに聞こえるかもしれませんが、
自己紹介を考えるといえば、もっと身近に感じられるのではないでしょうか?
ファンになって欲しい相手、
つまり自分のことを好きになって欲しい相手に対して、
自分の魅力を全力でアピールする!
これはまるでプロポーズのようですね。
友達づくりも、結婚相手探しも、ファン作りも…
商品やサービスのお客さんにファンになってもらうのも…
全てに共通しているのが
自分の魅力=強みをアピール(紹介)するのには
思っていること、考えていることを言葉にしなければいけないのです。
これが『言語化』というもの。
これからお伝えしていく
『言の葉ブランディング』には、常にこの「言語化」がついてきます。
そうです!
「想いを言葉に」しなければ
意中の相手を落とすことはできないわけです。
いかがでしたか?
ブランドって高級な商品サービスのことではなく
相手を「あなたのファンになりたい!という気持ちにさせるためのもの」
であることがお分かりになったと思います。
これから先は、特にビジネスをしている方向けに
このブランディングについて解説していきたいと思います。
毎回お伝えすることは、
即いまのビジネスのアイデアに繋がるような内容です。
ただ「いい話を聞けてよかったな!」で終わらずに
「自分だったら、どうだろう?」
「今やっている仕事に当てはめるとどうだろう?」
という姿勢で取り組んでいってください。
ファン作りはあらゆる業種のビジネスで一番大事なことのはずです。
なにせ、売り上げに直結することですから。
それでは、次回は
「ブランディングはマーケティングなのか?」について
お伝えしていきますので、お楽しみに♪